2014年6月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
ロール紙のフォークリフト運搬作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ | 1 | シャコ万が外れ、ロール紙が落ちてしまい周辺の作業者が怪我をする。 |
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○ | 2 | リフトで運搬中、急ブレーキをかけると、ストッパーが外れ周辺の作業者が怪我をする。 |
○ | 3 | カーブでロール紙が横に滑り落ち、周辺の作業者が怪我をする。 |
○ | 4 | ロール紙をフォークに積む際、バランスが悪いと、落ちてしまい周辺の作業者が怪我をする。 |
○ | 5 | リフト運転者がロール紙に気を取られ、周辺の作業者に気づかず、リフトをぶつけてしまい怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 輪止めをシャコ万で固定し運搬する。 |
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※ | 2 | シャコ万を、工具でしっかりしめる。 |
※ | 3 | リフトのマストを起こして運搬する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | ロール紙を運搬する際は、リフトのマストを起こし、輪止めとシャコ万を使用し、しっかり締めてから運搬しよう。 |
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指差し呼称 | マスト、輪止め、シャコ万 ヨシ!! |