KY事例:アーク溶接のスラグ除去作業 by設備保全部


2020年3月の設備保全部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

アーク溶接のスラグ除去作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 溶接後、すぐに除去作業を行うと高温のため、飛び散った際火傷する。
2 素手、半袖等、皮膚が露出している状態で作業すると火傷する。
3 保護メガネをしていないと目に入る。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 溶接後、すぐに作業を行わない。
2 手をかざし、温度が下がっていることを確認する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 スラグ除去作業を行う時は、すぐには行わず、手をかざし熱くないことを確認してから行おう!!
指差し呼称 スラグ温度よし!!