KY事例:ファイバドラム移動作業 by開発部


2020年10月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

ファイバドラム移動作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 開発で使用しているドラムは、製品ドラムとは違って重量の表示がないことがあり、移動の際、不用意に持つと腰を痛める恐れがある。
2 中古ドラムのため、取付金具が変形しているものもあり、素手で取扱うとエッジ等で手を切る恐れがある。
3 部品等の収納で使用している場合、ドラム内で荷が崩れた拍子にバランスを崩し、転倒する恐れがある。
4 外に付着する微粉、埃等で、ドラムを持ち上げた際、手が滑り、ドラムを落としてけがをする恐れがある。
5 長期に使用しているドラムは、胴体部の合紙自身も強度がない可能性があり、移動時の衝撃により、内部から押され落下し、けがをする恐れがある。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 保護手袋を着用し作業を行う
2 動かす前にドラムの状態確認をする

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 ファイバドラムを移動させる際は、事前に状態確認をし、保護手袋を着用して行う
指差し呼称 事前確認、手袋 よし!