KY事例:廃棄粉の廃棄作業 by開発部


2019年7月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

廃棄粉の廃棄作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 廃棄粉をドラムに移す際、粉が舞い作業者や周囲の人が粉を吸い込む
2 廃棄粉の中にガラス片などが入っていると、ドラムに移し替える際ガラス片が作業者の手にあたりケガをする
3 ペール缶に廃棄粉をためすぎて重くなると、持ち上げる際に腰を痛める
4 廃棄粉の入ったペール缶を持ち上げた際、手が滑りペール缶を足に落としケガをする

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 ドラムに廃棄粉を移す作業を行う際には、集塵機を作動させ、マスクを着用する
2 風が強く吹いているようなときには、廃棄作業を行わないようにする
3 ドラムに廃棄粉を移す作業を行う際には、手袋を着用する

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 ドラムに廃棄粉を移す作業を行う際には、集塵機を作動させ、マスク・手袋を着用する。また強風時の作業は避ける。
指差し呼称 集塵機、マスク、手袋着用 よし!