KY事例:台車を使用した運搬作業 by開発部


2019年4月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

台車を使用した運搬作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 台車の車輪が段差に引っ掛かり、その反動で荷崩れし周囲の作業者にあたり怪我をする。
2 台車の荷台に粉等がついていると、荷が粉で滑って荷崩れし周囲の作業者にあたり怪我をする。
3 荷に粉等がついたまま重ねると、荷が粉で滑って荷崩れし周囲の作業者にあたり怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 段差のあるところでは荷を支えながらゆっくりと通過する。
2 台車の荷台や荷に粉等がついていないか確認し、ついている場合はウエスなどで拭き取る。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 台車に荷を積む際、荷台や荷に粉等がついていないか確認し、段差のあるところは荷を支えてゆっくり通過しよう。
指差し呼称 台車・荷の状態よし!