1品種1部屋体制 クリーンルームも配備! ~喜多村のコンタミ防止策~
喜多村の品質管理体制について、今回はコンタミ防止についてご紹介します。受託粉砕業に於いて粒度と並んで重要な要素にコンタミレスということがあります。私たちはこのテーマに時間を掛けて真剣に取り組んでいます。
喜多村には本社製造部、古川工場の両事業所合わせて約50室の作業部屋があります。一つ一つの部屋が仕切られて、他の部屋からのコンタミが起こらないように作られています。
また、本社工場には一般粉砕室の他に、別敷地、別棟にクリーンルーム3室を保有しています。各々に前室を備え、専用のコンプレッサー、専用の設備洗浄水を設置しています。そのため、高純度品の粉砕にも安心してご利用頂けます。
一品種完了する毎に全ての設備を搬出し、粉砕室をクリーニングします。搬出した粉砕設備は部品単位にまで解体し、高圧水、研磨、有機溶剤など、各々に適した方法で洗浄して再び粉砕室に搬入して組み立てます。
直前の残留物や他室の粉砕品が混じらないようにする事は手間のかかる作業ではありますが、受託粉砕業としてお客様に安心してご利用いただくためには大切な作業となっています。
喜多村の存在価値 営業部 営業3課 杉山
受託粉砕担当営業の杉山です。
喜多村の受託粉砕の存在価値とはどのようなところなのでしょうか?
お客様からお預かりした原料を、喜多村で細かくしてお客様へお返しします。これを喜多村では受託粉砕とよんでいます。受託粉砕では、最初の粒度と目的の粒度がわからないと始まりません。
しかし、最近のお客様からは「この粉をもっと細かくしたい。だけど、どれだけ細かくしたらいいのか、よくわからない」とか「ドラム缶に入っている固体を平均10μmまで細かくしたい。でも、そこまで手間をかける必要があるかわからない。」という声が聞かれます。
そのような疑問を解決するためにも、私たちがいるのです。つまり一緒に解決していくというスタンスです。喜多村の今までの経験を生かし、粉のプロフェッショナルとして色々と提案、アドバイスもしていきます。粉を細かくするだけが喜多村の存在価値ではありません。お客様の疑問を解決し、お客様の新しい一歩を踏み出すきっかけになれるよう努めております。
ですので、些細なことでも構いません。ちょっとした疑問でも構いません。軽い気持ちで、一度喜多村へご連絡ください。一緒に解決するのが喜多村の存在価値です。
愛知ブランド企業
喜多村は平成17年に「愛知ブランド企業」に認定され、今年2月には愛知ブランドの継続認定を受けました。
愛知ブランド企業とは、ものづくり王国愛知県が、「優れた理念、トップのリーダーシップのもと、業務プロセスの革新を進め、独自の強みを発揮し、環境に配慮しつつ、顧客起点のブランド価値等の構築による顧客価値を形成している製造企業」の募集を行い、評価委員会の選定の後、「愛知ブランド企業」として認定するものです。
喜多村は、愛知ブランドの名にふさわしい企業であり続けられるよう、お客様に満足していただける価値を創り続け、お客様の繁栄発展に貢献していきます。