2013年10月の原料課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。
テーマ
原料(チューブ20kg~25kg)を入れたポリドラムをパレットに積む作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | ポリドラムは滑りやすく持ちにくい為、2人のタイミングが合わないと腕や肩に負担がかかる |
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○ | 2 | 勢いよく持ち上げると、持っているドラムと隣の列に積んであるドラムで手を挟む |
○ | 3 | 4段目に積むとき、高さがありポリドラムの蓋の縁が高くなっていて積みにくい為、腕や肩に 負担がかかる |
4 | ポリドラムをパレットの位置まで運ぶとき、通路に物があるとぶつかり怪我をする | |
◎ | 5 | ポリドラムのバンドがしっかり閉まっていないと、持ち上げる際、蓋が外れて足に当たる |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
1 | 原料を入れすぎない | |
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※ | 2 | バンドが閉まっているか確認をする |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | パレットに積む前にポリドラムのバンドが閉まっているか確認をしよう |
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指差し呼称 | バンドよし! |