2018年11月の品質保証部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
秤量瓶取り出し作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | 乾燥機内にある秤量瓶は100℃~150℃あり、軍手で取り出す際に使い古した軍手だと軍手越しに熱が伝わり手を火傷する恐れがある。 |
---|---|---|
◎ | 2 | 一度に取り出す数が多い時、軍手に連続して熱が掛り、手を火傷する。 |
◎ | 3 | 何回も使用すると軍手が劣化し、耐熱性が落ち、火傷をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 耐熱性が高い専用手袋を購入し使用する。熱に耐え、耐久性も上がる。 |
---|---|---|
※ | 2 | 耐熱性が落ちたと感じたら手袋を変える。(どれくらいの使用期間で耐熱性が落ちるかは検討中) |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 秤量瓶を取り出す際は、専用手袋を使用する。(軍手はすべて破棄しました) |
---|---|
指差し呼称 | 手袋よし! |