KY事例:下り坂道荷物運搬作業 by開発部


2025年9月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

下り坂道荷物運搬作業

KY画像

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 前向きで荷物を運搬すると、荷物が台車からずり落ち、通行人に当たって怪我をさせる。
2 後ろ向きで運搬するとき、後方確認しないと通行人と衝突し怪我をする。
3 後ろ向きで急いで運搬すると、作業者が転倒して怪我をする。
4 荷物が台車の端に偏って載せられていると、坂道運搬途中で荷物が落ち、作業者に当たって怪我をする。
5 坂道の前で急いで旋回し、台車を後ろ向きに変えると、遠心力で荷物が台車から落ちて、作業者に当たって怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 下り坂道は、台車を後ろ向きにして、荷物運搬する。
2 後ろ向きにして荷物運搬する際は、後方確認する。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 下り坂道は、台車を後ろ向きにして、後方確認してから荷物を運搬しよう。
指差し呼称 台車の向き・後方確認 ヨシ!