KY事例:丸鋸を使用したコンパネ切断作業 by設備保全部


2020年9月の設備保全部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

丸鋸を使用したコンパネ切断作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 コンパネを押さえる手が丸鋸より先に出ているので、真っ直ぐに切らないと手を切る。
2 コンパネを押さえる手が丸鋸より先に出ているので、切断作業中押さえている手の力加減でコンパネが動いた時、誤って手を切る。
3 コンパネを手で押さえているので、切り終えた瞬間、体が前方に傾き転倒する。
4 保護メガネをしていないと、切り粉が目に入り、怪我をする。
5 急いで切りったりするとキックバック(刃が跳ね返される)が起こり、本体と体が接触する。
6 作業台の感覚が広い為、切り終える時キックバックが発生して、本体と体が接触する。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 本体モータカバーを持つ。コンパネが動かない様にシャコ万で固定する。
2 切り終える時、コンパネがV字にならない様に作業台の位置を決める。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 手が丸鋸の先に出ない様に、コンパネを固定してから、本体モータカバーを持とう。
指差し呼称 作業手、位置、固定ヨシ。