ドレン処理装置を設置(本社工場)/ドレンの油分を確実に処理します!


本社工場にドレン処理装置を設置しました。

当社事業の重要設備「コンプレッサー」

当社の事業には受託粉砕事業、フッ素樹脂潤滑用添加剤事業に2つがありますが、いずれの事業も「粉砕」を生業としています。そんな当社にとって最も重要な設備はもちろん「粉砕機」ですが、それと並んで重要な設備があります。それが「コンプレッサー」です。

特に本社工場は、エアーの力を使って物を粉砕するジェット粉砕機をメインに仕事をしており、非常に多くの圧縮エアーを使用しています。なのでコンプレッサーなしでは事業が成り立たないといえます。

第一工場のコンプレッサーは10年選手、ドレン油分増加傾向

本社の第一工場のコンプレッサーは導入後10年が経っています。そのため、いろいろな部品に経年劣化が見られるようになってきました。油冷式のコンプレッサーなので、ドレンにはもともと微量の油分が含まれるのですが、経年劣化が進んできた影響でその油分が増加傾向となっていました。

ドレン処理装置でドレンの油分を確実に処理

これまではドレンの微量油分はオイル吸着マット等で処理していましたが、最近の増加傾向を踏まえドレン処理装置を設置しました。

ドレンの油分濃度(n-ヘキサン抽出物質含有量)を5ppm以下に処理できるものなので、油分が増加傾向にあっても確実に処理していける状態が整いました。これで10年選手のコンプレッサーでも環境への影響を心配することなく安心して使用していけるようになりました。

処理後のドレン