古川工場の品質保証部で使用している超音波分散機を新しいものに買い換えました。
当社の製品検査では、粒子径分布測定装置を使用して粉砕した製品の粒子径分布を測定し、合否判定をします。その測定の前処理では、溶媒中に粉体を均一に分散させるという処理をしますが、その際にこの超音波分散機を使用しています。正確な粒子径分布を求めるためには、この分散処理はとても重要であり、粒子径分布測定装置とともに当社の検査工程で不可欠なものとなっています。
今まで使用していた超音波分散機は平成14年に導入され、メンテナンスしながら長年使用してきましたが、既にメーカーが撤退しており部品供給されない状態であり、故障してしまった場合の復旧に不安がありました。故障してしまってからでは、検査に支障がでてしまいお客様にご迷惑をおかけすることにもなります。
そうなる前に今回、新しいものに置き換え、そのような不安を払拭することで、当社の製品検査の信頼性向上に繋げていきたいと考えています。