2015年2月の原料課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
フレコン原料運搬作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
1 | 勢いよくリフトを運転すると、フォークが補助者に当たり怪我をする。 | |
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◎ | 2 | 補助者と運転者の呼吸が合わないと、フレコンの帯とフォークの間に手を挟む。 |
3 | フレコンの帯を確実に掛けないと、帯が外れフレコンが落下し、補助者に当たる。 | |
4 | フレコンの周りに物があると、補助者が躓き体勢を崩し、フォークに当たる。 | |
5 | フレコンを吊り上げたとき、上部に気をつけないとマストがシャッターに当たる。 | |
○ | 6 | フレコンを吊り上げたとき、帯が劣化しているとフレコンが落下し、周りの作業者に当たる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 補助者がフレコンの帯を掛けたら手を離し、リフトマンに合図をする。 |
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※ | 2 | リフトマンは補助者の手が離れたことを確認してから操作する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 補助者はフレコンの帯を掛けたら手を離してリフトマンに合図し、リフトマンは補助者の手が離れたことを確認してから操作しよう。 |
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指差し呼称 | 補助者:「フレコン帯掛けよし!」 リフトマン:「補助者の退避よし!」(指差し呼称を合図とする) |