2014年11月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
高速切断機使用作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ | 1 | 飛散した切削くずが露出した皮膚にあたり、火傷をする。 |
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○ | 2 | 保護メガネをしていないと、飛散した切削くずで目を負傷する。 |
◎ | 3 | 切断砥石の前に立ち切断作業を行うと、砥石が破損した場合、破損した砥石で怪我をする。 |
○ | 4 | スイッチを切っても惰性で砥石が回転している為、バイスを緩める際、接触して怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ | 1 | 切断時は、切断砥石の前に体を置かず少し離れた位置で切断する。 |
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※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 | 高速切断機の砥石前で、切断作業は行わない。 |
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指差し呼称 | 立ち位置ヨシ。 |
<立ち位置指定ライン>
高速切断機の正面から少しずれた位置の床面に立ち位置指定ラインを描きました。