受託粉砕の三本柱

粉砕技術　－12876種の粉砕実績－

材料の物性や原料形状、目標粒子径等を考慮し、過去の知見をもとに最適と思われる粉砕設備を選定します。設備は使用の都度、熟練の技術者が組立てます。部品のクリアランスやプラント全体のバランスなど、細かい調整が粉砕品の品質に影響します。試作では、材料の割れ方を見ながら目標粒子径に合わせこむ作業者の技術が光ります。量産品は標準書に従った確実な作業と検査項目のトレンド監視により、“毎回同じ粉”を作ることを心がけています。

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個室対応　－1製品1部屋体制、クリーンな作業環境－

1つの材料につき1つの個室を用意し、原料の開封から加工、製品の梱包まで、すべての作業を同一室内で行います。外部からの異物混入や他の材料の混入など、コンタミが無いよう最大限注意を払っています。床面は防塵塗装を施し、電気や圧縮空気の配線を壁に沿わせることで常に清潔な状態を維持しています。

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徹底的な洗浄　－設備はネジ１本まで分解－

粉砕完了後は使用した設備をすべて部屋から撤去し、ネジ1本まで分解して徹底的に洗浄します。材料ごとに洗浄手順が決められており、洗い残しのチェック体制も整えています。また、からっぽになった個室も洗浄します。床だけでなく壁もすべて水洗いし、次の材料を迎え入れる準備をします。少量の試作であっても一切手を抜きません。