MEKによる健康被害がないように、保護具や局所排気装置を確実に使用します!by第1製造部


2016年9月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

MEKを使用しての設備洗浄作業

MEKを使用しての設備洗浄作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 溶剤用マスクをしないでMEK洗浄作業を行うと、MEKの臭気を吸い込み、中毒症状を起こす。
2 溶剤用手袋をしないでMEK洗浄作業を行うと、皮膚炎を起こす。
3 保護メガネをしないでMEK洗浄作業を行うと、ウエスから溶剤が飛び散った時に目に入り炎症を起こす。
4 局所排気装置を使用しないでMEK洗浄作業を行うと、MEKの臭気を吸い込み、中毒症状を起こす。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 保護具(溶剤用マスク、溶剤用手袋、保護メガネ)を着用する。
2 局所排気装置を稼働させる。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 MEK洗浄作業時には、局所排気装置を稼働させ、保護具を着用しよう。
指差し呼称 局所排気装置稼働よし! 保護具よし!