KY事例:油圧圧着工具使用作業 by設備保全部


2021年6月の設備保全部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

油圧圧着工具使用作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 油圧圧着工具が約4kgあるので、作業中誤って落とすと足などに当たり怪我をする。
2 約4kgの重さもあるので、レバー操作に力が掛かり、腕を痛める。
3 最大操作力が245N必要なので、無理な体制で作業すると、腰や腕に負担が掛かり怪我をする。
4 作業前に固定ロックピンが掛かっている事を確認しないで作業すると、ダイスカバーが外れ、圧着レバーに掛けた力が抜け、空振りみたいな状態になり不意に怪我をする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 可能であれば床面で、無ければ力が掛かりやすい対策を講じてから作業を行う。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 油圧圧着工具を使用する時は、床面で作業する様な、力が掛かりやすい状態で作業をしよう。
指差し呼称 作業体制よし。