技術部に新しいTIG溶接機を導入/金属工作物の修理・製作の幅が広がります!


技術部(古川工場)にTIG溶接機を新たに導入しました。

必要不可欠な溶接機

当社には製造設備・施設の管理・メンテナンスを受け持つ部門があります。古川工場ではそれを技術部が担っています。

技術部では設備・施設の管理・メンテナンス業務のほか、製造現場で使用する治工具や架台等の工作物の修理・製作もしています。そのため様々な工作機械を所有しており、溶接機も金属工作物を修理・製作する上では必要不可欠なものです。

 

製造から27年経つTIG溶接機も

今まで使ってきたTIG溶接機は2台。1台は2000年製、もう1台は1990年製であり、製造から27年経つ溶接機を大事に使ってきました。

現在では当時のメーカーもTIG溶接機から撤退しているため、故障してしまったら代替部品も無く、使い続けるのは困難になってきていました。また1990年製の方は経年劣化も激しく出力も下がってきているので、溶接強度に不安がありました。

 

新しいTIG溶接機で修理・製作の幅が広がる

今回新たに導入したTIG溶接機は、ステンレスの溶接のほか、今まではできなかったアルミや真鍮の溶接ができます。出力も高くなるため、より厚みのある母材も溶接可能になります。溶接できるものの幅が広がったので、修理・製作できる金属工作物の幅も広がりました。

また、溶接部の酸化を防ぐ機能もあり、酸化による強度低下からの割れや欠けを防ぐことができるので、溶接した工作物の耐久性も今までより向上します。

溶接による修理はもちろんのこと、製造現場から求められる便利で役立つものの製作にも、おおいに活用していってくれることが期待されます。