Evolution(進化) in 喜多村 Vol.32 (2014年9月発行)


難粉砕性樹脂に挑戦!? 粉砕技術開発G 発足!

 PES粉砕品 粒度分布表2014年5月1日から、粉砕技術開発Gが発足しました。

この部署は、【難粉砕物】をいかに効率よく微粉化するかについてひたすら考え、テストを繰り返す部署です。

近年、スーパーエンプラや汎用樹脂を微粉化したいといったお問い合わせが増えています。これらの樹脂の中には非常に強靭なものや、耐熱温度が低く常温粉砕が困難なものがあります。粉砕しにくい、莫大なコストがかかる・・・。そんな材料からいつまでも逃げていては、進化はありません。これまで諦めていた材料・粒度に挑戦。粉砕屋の意地を見せます。

弊社と一緒に、難粉砕材料の粉砕に挑戦しませんか?

ご相談をお待ちしております。

設備増強!既存粉砕機を追加導入

 弊社古川工場にて既存粉砕機である

①ホソカワミクロン社製カウンタージェットミル
②フロイント・ターボ社製ターボミル
③ホーライ社製カッターミル

以上を追加導入致します。

追加導入粉砕機

ジェットミル、ターボミルは数μmから数十μmの微粉砕、カッターミルは数cm、数mmレベルの粗粉砕が可能です。この3機が対応する粒度幅は特にお客様からのご要望が強いため、弊社の対応力を向上させました。

今後もお客様の御意見を取り入れ、日々「進化」して参ります。粉砕のお問い合わせ以外にも喜多村への御意見・御要望ございましたらぜひご連絡ください。

ブロックから微粉!ドラム缶からの粉砕が可能です。

弊社の粉砕技術の1つをご紹介します。

なんとドラム缶詰めの原料から粉砕が可能です!

ドラム缶粉砕

ドラム缶内は固形原料です。ドラム缶に原料が詰まっている状態から原料の取り出しを行い、粉砕します。

ドラム缶詰め原料からのご要望は年々増えており、お客様からは「原料を詰め直す必要がない。」、「作業工程の短縮化となっている。」と大変ご好評です。

このような「お客様の工程の一部となる」ことは弊社が目指す「進化」の一つであると考えております。ドラム缶原料からの粉砕でお困りのお客様、ぜひ弊社営業部までお問い合わせください。

 

その他、喜多村の進化の様子は以下からご覧ください。

>>喜多さんの進化