Evolution(進化) in 喜多村 Vol.51 (2017年11月発行)


グレードと耐摩耗性の関係

PTFEの添加目的の一つに、耐摩耗性付与があります。しかし、とにかくPTFEを添加しておけば良い、という訳ではありません。耐摩耗性はPTFEの粒径、分子量、焼成か未焼成かによっても変化する事があるからです。
今回はコーティングに他社品、KTL-2N、KTL-10N、KTL-10Sを添加し、回転トルクの出力(電力)を比較したデータを紹介します。

PTFE:他社品(未焼成品)、KTL-2N、KTL-10N、KTL-10S(焼成品)
コーティング:PAI+PTFE(5wt.%) + 他の固体潤滑剤
試験方法:ピンオンディスク

未焼成の他社品は、1,000rpm, 300kgfで260秒過ぎに焼き付きが発生しました。3,000rpm ,100kgfの条件では、KTL-2Nは120秒後、KTL-10Nは280秒後に焼き付きましたが、KTL-10Sはトルクが安定したまま、300秒保ちました。  

今回の試験結果からは、耐摩耗性向上目的でのPTFEグレード選びのポイントは、下記の通りとなります。

  • 未焼成より焼成品(他社品vs.KTL-2Nの結果から)
  • 大きな粒子径(KTL-2N vs. KTL-10Nの結果から)
  • 高い分子量 (KTL-10N vs. KTL-10Sの結果から)

喜多村のPTFE潤滑用添加剤は焼成品を主力としており、粒度分布・分子量違いのグレードを幅広く取り揃えています。

お問合せは当社営業部まで。

 

海外展示会情報 - FAKUMAに出展しました!

2017年10月17日~21日までの5日間、ドイツ(Friedrichshafen)にて開催された国際プラスチック加工見本市”FAKUMA 2017”に出展しました(出展社名DREYPLAS)。

世界のプラスチック関連メーカーが一堂に会するこの見本市に、今年は125カ国から約48,000人以上の方が来場されました。弊社ブースにご来場頂いたお客様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

株式会社喜多村は、プラスチック添加剤として非常にユニークな「400℃高耐熱PTFE潤滑用添加剤 KT/KTLシリーズ」の更なる世界展開に向けて、今後も各地での活動に力を入れていきます。

 

ドイツ鉄道・DB(Deutsch Bahn)ご乗車時の豆知識

初めてドイツ鉄道のICE(Inter City Express )に乗車した営業部営業1課の貝川です。

日本の新幹線と違い、自由・指定席車両の区別がなかったり、席種がいくつかあったりと困惑する事ばかりでした。

今回、一番困ったドイツ語で記載された切符の表記内容をご紹介させて頂きます。今後の皆さまのドイツ鉄道出張にお役に立てれれば幸いです。 

Von 出発駅
Nach 到着駅
Datem 日付 15.02(2月 15日)
Uhrzeit :   時間
Zug 列車番号
Wagen 車両番号
Kl 車両クラス 2は二等車
Sitzplatz 座席番号
*指定席料金 4.5EUR/片道

 

国内展示会情報 - N+(エヌプラス)に出展しました!

Nプラス

2017年9月13日~15日に東京ビックサイトで開催されたN+(エヌプラス)に出展しました。

総来場者数は併催の展示会も含め、76,241人という非常に大規模な展示会となりました。弊社ブースにお立ち寄り頂きました皆様、この場を借りて御礼申し上げます。

右(または上)の写真のミニチュア模型は、弊社製造部の数名が手作りで作成したものです。精巧に再現された粉砕工程は、お立ち寄り頂いた皆様より、非常に多くの賛辞のお言葉を頂戴しました。

また左(または上)の写真に於きましては、弊社主力製品KT-300Mの流動性を改善した新製品KT-300M-FFTをご紹介しました。流動性が改善されたことにより、コンパウンド前に必要であった冷却やドライブレンドの工程を省き、サイドフィードでの投入が可能となりました。