Evolution(進化) in 喜多村 Vol.53 (2018年3月発行)


社長挨拶

株式会社喜多村は1972年の創業以来45年にわたり、創業者のパイオニア精神を継承し、フッ素樹脂潤滑用添加剤事業を展開してきました。これだけ永く事業を続けてこられたのは、弊社のフッ素樹脂製品が「400℃高耐熱PTFE添加剤」という、世界的に見てもユニークな価値を持つからだと考えております。

これからも機能、品質、納期などのレベルアップを計り、将来においてもお客様に継続して弊社の製品・サービスをご利用いただけるよう、磨き続けてまいります。

弊社の進化や社風などを紹介するものとして、このニュースレターを今後も定期的に発行させていただき、お客様にお届けさせていただきます。是非ご一読いただけましたら幸いに存じます。

株式会社喜多村 代表取締役社長 北村眞行

 

海外展示会情報

PLASTINDIA 2018に出展しました

2018年2月7日~12日までの6日間、インド(Ahmedabad)にて開催された国際プラスチック展 PLASTINDIA 2018に出展致しました(出展社名Environ Speciality Chemicals)。

 

この展示会は、3年に1度開催されるドイツのK、中国のChinaplasに次ぐ大きな展示会で、今回は世界中から約25万人の方が来場されました。展示会場内は、世界各国からご来場された方々の熱気を帯び、さらなるインド市場の発展を感じさせました。

喜多村は今後も海外の展示会に積極的に出展、参加していきます。

Chinaplas 2018に出展します

Chinaplas 2017の写真

2018年4月24日~27日に中国(上海)にて開催される国際プラスチック展 Chinaplas 2018に出展致します(ブースNo. 8.2 K96)。昨年広州で開催されたChinaplas 2017にもたくさんのお客様に弊社ブースにお立ち寄り頂き、大変ご好評を頂きました。Chinaplas 2018にお越しの際には弊社ブースにもお立ち寄り頂ければ幸いです。

 

・日時:2018年4月24日(火) ~ 4月27日(金)
・会場:上海National Exhibition and Convention Center

 

ドライ・水潤滑下での摩擦係数μの比較

KTL-8Nは、PTFE潤滑用添加剤の塗料向け汎用グレードです。KTL-8Nを添加したコーティングの摩擦係数μ が、ドライ・水潤滑条件でどのように変化するかを比較しました。

なお、塗膜は一般的なアクリルやウレタンではなく、生漆という珍しいケースです。

1.試験片

試験片

(1) 生漆100%硬化品(Blank)

 真鍮に塗布し、150℃で加熱硬化後、表面研磨。

(2) 生漆(70wt.%)+KTL-8N(30wt.%)硬化品

 生漆にKTL-8Nを分散後、真鍮に塗布し、150℃で加熱硬化後、表面研磨。

2.試験方法:リングオンプレート試験

潤滑条件:ドライ、水潤滑

 

3.試験結果

  • ドライ条件において、(1)のμは0.7程度でブレも大きい。一方(2)は0.2未満と1/3以下の値となり、ブレも小さく安定した。KTL-8Nの添加による効果と考えられる。 
  • 水潤滑条件において、(1)のμは0.4前後と、ドライ条件の(1)の1/2程度であった。水が潤滑面に介在する事により、μが低下したと考えられる。 
  • 水潤滑条件において、(2)のμはドライ条件より若干高く0.2前後であり、ブレもみられる。これはPTFEの転移膜生成が、水により阻害されたためと考えられる。
  • 水潤滑条件において、(2)のμは(1)の1/2程度であった。ドライ条件の(2)と比較すると値は大きいが、水潤滑の①と比較すると減少している。KTL-8Nの添加による効果と考えられる。

PTFE潤滑用添加剤 KTL-8Nを添加した結果、水のある環境下でもPTFE添加による摩擦係数μの低減効果を確認出来た。

お問合せは当社営業部まで