当社は、省エネ政策の事業者クラス分け制度で省エネ優良事業者(Sクラス)と評価されました。
省エネ政策の事業者クラス分け制度とは?
この制度は、経済産業省へ省エネ法の定期報告を提出する全ての事業者をS・A・B・Cの4段階へクラス分けするものであり、平成28年度より開始されました。
事業者クラス分け評価制度では、以下の(1)(2)のいずれかを満たす事業者が省エネ優良事業者(Sクラス)として公表されます。
(1)エネルギーの使用に係る原単位(エネルギー消費原単位)または電気需要平準化原単位の5年間平均原単位変化が1%以上の低減であること
(2)ベンチマーク指標が目指すべき水準を達成していること(ベンチマーク制度の対象業種・分野のみ)
事業者クラス分け制度について(経済産業省資源エネルギー庁HPより)
喜多村は省エネ優良事業者(Sクラス)として公表されました
当社も省エネ法により特定事業者に指定されているため、平成27年度もエネルギー使用状況等に関する定期報告を提出しました。その報告を基に上記の(1)を満たす事業者として評価され、省エネ優良事業者(Sクラス)として公表されました。
特定事業者等のクラス分け実施結果(Sクラス公表)(経済産業省資源エネルギー庁HPより)
喜多村はどんな省エネ活動をしているの?
当社の受託粉砕事業、フッ素樹脂事業では、電力が欠かせないものとなっています。いずれの事業でも粉砕設備が多数稼動しており、コンプレッサーや動力機械によって多くの電力を使用します。
特にコンプレッサーの使用電力量については、総エネルギー量に占める割合が大きく、省エネ型への置き換えや運転制御の改善などによって省エネ化をしてきました。
その他にも以下のような様々な省エネ活動を、継続的に実施しています。
- コンプレッサーを省エネ型へ置き換え
- コンプレッサーの運転制御変更による待機電力削減
- 省エネ型の機械部品への置き換え
- 時間当たり出来高の向上による省電力化
- 粉砕機の回生エネルギー回収
- 夜間電力の積極利用
- 事務所、工場の照明のLED化