2015年1月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
空調機カバー取り外し作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
カバーが高い位置にあり持ちにくいため取り外す際、手を滑らせカバーを落とし身体に当たる。 |
◎ |
2 |
カバーを取り外し仮置きする際、安定を確認しないと倒れてきて身体に当たる。 |
○ |
3 |
保護手袋をして作業をしないと、カバーのバリで手を切る。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
仮置きした際、安定を確認する。 |
|
2 |
倒れても身体に当たらない位置に仮置きする。 |
※ |
3 |
仮置きする際、縦に立てかけては置かない。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
空調機カバーを取り外し仮置きする際は、縦には置かず安定を確認しよう。 |
指差し呼称 |
置き方、安定よし。 |
2015年1月の第2製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
フォークリフトのフォーク取扱作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
手袋に粉が着いた状態で、フォークを動かそうとすると、滑って転倒し、けがをする。 |
○ |
2 |
フォークのロックを外し忘れた時に、フォークを動かそうとすると、腰に負担がかかり痛める。 |
◎ |
3 |
フォークの位置が低くすぎると、フォークを動かそうとした時に、無理な体勢になり腰を痛める。 |
○ |
4 |
足でフォークを動かそうとすると、滑って踏み外し、転倒して、けがをする。 |
○ |
5 |
周囲に物がある場所で、物に気づかずにフォークを広げようとすると、物と接触しけがをする。
|
○ |
6 |
フォークを動かす際に、フォークを水平にしていないと、フォークを動かしにくくなる為、腰に負担がかかる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
手袋をエアーブローやウエスで、きれいにしてからフォークを動かす。 |
※ |
2 |
フォークを膝上まで、上げてからフォークを動かす。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
フォークを動かす時は、手袋をきれいにして、フォークを膝上まで上げフォークを動かそう。 |
指差し呼称 |
手袋よし!フォークの位置よし! |
古川工場のエコセンター内にある圧縮減容機を更新しました。
エコセンターとは古川工場の産業廃棄物を処理する施設です。この施設内で使用している圧縮減容機は導入から年月が経ち老朽化してきていたため、新しいものを購入し、取り替えました。
この圧縮減容機を利用すると、下の写真にあるように分別して入れられたダンボールやビニール袋、ファイバードラムなどの廃棄物を圧縮してひとまとめにすることができます。産業廃棄物の容積が小さくなるため、保管場所の省スペース化や産廃処理費の削減に繋がっています。
古川工場の架台置き場をアスファルト舗装しました。
当社の製造現場では多くの架台を使用しますが、使用しないときは屋外に保管しています。写真の場所は以前は舗装されおらず砂利のままでした。
架台を運搬する際にはフォークリフトを使用するので、アスファルト舗装されたことで、今までよりも安定走行が可能となり、安全に架台の運搬ができるようになりました。
2014年12月の原料課(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、原料課では焼成用バットの定置管理をするようにしました。また省スペース保管の工夫も合わせて行いました。
<改善前の状態&問題点>
焼成用のバットは定置管理できておらず、パレットに乗せて都度移動させていました。また、バットを追加購入して倍の個数を保管する予定となったため、保管スペースも今までの倍、必要となっていました。
<改善後の状態&効果>
専用の台車に乗せて保管し、焼成炉の横に定置管理するようにしました。キャスター付きなので移動も容易になりました。また、バットを追加購入する際、一廻り小さいサイズのバットを購入し、小さいバットに大きいバットを被せられるようにした為、保管スペースは今までと同じ体積に収めることができました。蓋としての機能にもなるので保管時の埃の混入防止にもなっています。
2014年12月の製造部(本社)の5S活動事例を紹介します。
今回、製造部ではモップバケツ用の専用台車を製作し、掃除をやりやすくしました。
<改善前の状態&問題点>
モップバケツは水を入れると重くなり、持ち運ぶ際には歩きにくく階段や段差などで転倒する恐れがありました。また、バケツ置き場や水道から掃除場所までが遠い場合には、重さのせいで往復することを面倒に思い、掃除の頻度が減ったり、汚れた水を取り替えないまま、掃除をしていることがありました。
<改善後の状態&効果>
モップバケツ専用の台車を製作しました。この台車にモップバケツを載せて移動するようになったので、掃除場所まで楽に運べるようになりました。転倒する危険もなくなり、遠い場所の掃除も今までよりもやりやすくなりました。
2014年12月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
粉砕機内の粉砕羽の分解・組立作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
専用工具のはめ込みが弱いとハンマーで叩いた時、専用工具が外れ体に当たる。 |
○ |
2 |
専用工具をハンマーで叩く時、ハンマーを空振りすると手を機械にぶつける。 |
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3 |
専用工具をハンマーで叩く時、誤って自分の手をハンマー叩く。 |
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4 |
留め具が勢いよく外れると体のバランスを崩し作業者が倒れる。 |
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5 |
作業中、粉砕機の蓋が急に閉まり作業者の手を挟む。 |
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6 |
キャスターを固定せず作業すると機械が動いた時、作業者が体勢を崩して転ぶ。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
留め具に専用工具をしっかりとはめ込む。 |
※ |
2 |
ハンマーで専用工具を勢いよく叩かない(大ぶりしない)。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
粉砕羽の分解・組立する際は専用工具をしっかりはめ込み、ハンマーで勢いよく叩かず作業しよう。 |
指差し呼称 |
はめ込みヨシッ! |