2015年10月の総務部業務課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
トラックからの産廃荷下ろし作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
運搬中に荷崩れしていると、トラックの幌を開けた際に積み荷が落下する。 |
○ |
2 |
袋物が目一杯詰め込んであると、引っ張った際にファイバードラムが一緒に動き落下する。 |
○ |
3 |
ファイバードラムを手で運ぶ際、周囲を確認しないと作業者同士が衝突する。 |
○ |
4 |
ファイバードラムを重ねて運ぶ際、溝にきちんとはまっていないとずれて落下する。 |
○ |
5 |
荷台に乗らずに奥にある物を取ろうとすると無理な姿勢になり腰を痛める。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
荷台の幌を開ける時、正面に立ち入らない。 |
※ |
2 |
幌を開けるときは積み荷の状態を確認しながら少しずつ行う。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
積み荷を降ろすときは荷崩れが無いかを確認し、安全な状態で作業しよう。 |
指差し呼称 |
積み荷状態確認ヨシ! |
2015年10月の原料課(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
フッ素原料の選別台の清掃作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
選別台の網を引き出す時、網が大きい為(122cm×90cm 13kg)腕に負担が掛かったり足の上に落とす。 |
○ |
2 |
選別台の網を引き出す時、溝にブロック等が挟まっていると引き出しにくく、勢いよく引くと腹に当たったり周りの人に当たる。 |
◎ |
3 |
選別台の周りを確認せず引き出すと、後ろの選別台や壁に身体がぶつかる。 |
|
4 |
選別台の壁側の網を2人で引き出す時、壁側の人が壁と網の間に身体が挟まる。 |
|
5 |
選別台の網を立てて網を掃除する時、網が動いて倒れ、周りの人に当たる。 |
|
6 |
選別台の網を擦る時、網に引っかかったHBなどで手に怪我をする。 |
|
7 |
選別台の溝を掃除する時、指を挟む。 |
◎ |
8 |
選別台の網を選別台に戻す時、網が大きく戻しにくい為、腕や腰に負担が掛かる。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
網を引き出す時、戻す時は2人で作業する。 |
※ |
2 |
選別台の周りを確認する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
網を引き出す時、戻す時は選別台の周りに物がない事を確認し、2人で作業をしよう。 |
指差し呼称 |
作業方法よし!周囲よし! |
2015年10月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
AFG 100/50ATP粉砕機 組み立て作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
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1 |
中腰作業の為、腰を痛める |
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2 |
中腰作業の為、立ち上がる時、体をぶつけ怪我をする |
◎ |
3 |
粉砕部のアタッチメントを持つ手がすべり、足元に落とし怪我をする |
○ |
4 |
部品を持ち上げて組み立てる際、指を挟んで怪我をする |
|
5 |
部品を取り付ける為、立ち上がろうと体勢を変える際、体を機械にぶつけ怪我をする |
○ |
6 |
素手で組み立て作業をすると、バリ等で指や手に怪我をする |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
組み立て作業をする時は、ゴム手袋を着用して作業をしよう |
指差し呼称 |
ゴム手袋着用ヨシ! |
<品種・材料/粒子径>
有機化合物/Dp50
<管理図の変化>
(単位:µm)
<改善内容>
粉砕機の原料供給口の詰まりを改善し、安定供給できるようにしました。
※当社のノウハウとなる部分につきましては、抽象的な表現にさせていただいています。ご了承ください。
古川工場の品質保証部で使用している超音波分散機を新しいものに買い換えました。
当社の製品検査では、粒子径分布測定装置を使用して粉砕した製品の粒子径分布を測定し、合否判定をします。その測定の前処理では、溶媒中に粉体を均一に分散させるという処理をしますが、その際にこの超音波分散機を使用しています。正確な粒子径分布を求めるためには、この分散処理はとても重要であり、粒子径分布測定装置とともに当社の検査工程で不可欠なものとなっています。
今まで使用していた超音波分散機は平成14年に導入され、メンテナンスしながら長年使用してきましたが、既にメーカーが撤退しており部品供給されない状態であり、故障してしまった場合の復旧に不安がありました。故障してしまってからでは、検査に支障がでてしまいお客様にご迷惑をおかけすることにもなります。
そうなる前に今回、新しいものに置き換え、そのような不安を払拭することで、当社の製品検査の信頼性向上に繋げていきたいと考えています。
2015年9月の総務部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、総務部ではタイムレコーダー用接続機器の保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
タイムレコーダー用の接続機器が4台、乱雑に積み重なっていました。電気機器なので、蓋をするわけにもいかず埃がかかった状態になっていました。
<改善後の状態&効果>
他部署で不要とされたファイルケースを利用して、接続機器4台を並べて置き、ケーブルもきれいに束ねました。ケースは透明なので機器の状態も把握でき、埃もかからなくなり見た目も良くなりました。
2015年9月の第1製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、第1製造部では回転計・温湿度計の保管方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
回転計と温湿度計の保管場所には、壊れているものや汚れているものも混在しており、乱雑に置いてありました。また、保有台数も把握できておらず、誰がどの粉砕室へ持ち出しているのかも分からない状態でした。
<改善後の状態&効果>
壊れているものは廃棄し、汚れているものは清掃して綺麗にし、一台一台に管理番号を付与して、持出時と返却時には持出管理表に記録するようにしました。
これによって、総台数も把握でき、誰かどこへ持ち出しているのかもひと目で分かるようになりました。