2014年11月の開発部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、開発部では工具の管理方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
C-1室を開発部で使用する様になったため壁掛けを利用し必要最小限の工具を揃えました。
しかし工具を揃えたままで個々の形跡線も無く、一つのフックに同じサイズのスパナが二つ掛かっていたり、一つのフックに複数の工具が掛かっている状態であったため、工具が無くなっても気づかない可能性がありました。
<改善後の状態&効果>
台車を購入し青色スポンジを各工具の形に切り抜き、工具を設置するようにしました。
これによって、工具が無くなっている場合にはひと目でわかる状態となり、員数・定置管理が容易にできるようになりました。
2014年11月の製造部(本社)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
高所架台への原料搬入作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
原料を架台に載せた後、バックする際、フォークリフトの爪がパレットに引っかかりドラムが落下し、他の作業者に当たり怪我をする |
○ |
2 |
原料を架台に載せる際、フォークリフトが柱などに当たり、ドラムが落下し、他の作業者に当たり怪我をする |
◎ |
3 |
バックする際、荷に気をとられ、後方の作業者にぶつかり怪我をする |
○ |
4 |
マストを後傾させすぎると、ドラムがずれ落ち、作業者に当たり怪我をする |
|
5 |
架台の上に、作業者がいる事に気づかず、搬入し作業者に当たり怪我をする |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
バックする際は、確実に後方確認、周囲確認を実施する |
※ |
2 |
確認する際は、指差し呼称実施 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
バックする際は、後方、周囲確認を、指差し呼称で確実に実施し作業しよう |
指差し呼称 |
後方、周囲確認ヨシ! |
2014年11月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
高速切断機使用作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
○ |
1 |
飛散した切削くずが露出した皮膚にあたり、火傷をする。 |
○ |
2 |
保護メガネをしていないと、飛散した切削くずで目を負傷する。 |
◎ |
3 |
切断砥石の前に立ち切断作業を行うと、砥石が破損した場合、破損した砥石で怪我をする。 |
○ |
4 |
スイッチを切っても惰性で砥石が回転している為、バイスを緩める際、接触して怪我をする。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
切断時は、切断砥石の前に体を置かず少し離れた位置で切断する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
高速切断機の砥石前で、切断作業は行わない。 |
指差し呼称 |
立ち位置ヨシ。 |
<立ち位置指定ライン>
高速切断機の正面から少しずれた位置の床面に立ち位置指定ラインを描きました。
2014年11月の第1製造部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
機械洗浄作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
長時間しゃがんだまま作業を続けると腰に負担が掛かり、立ち上がったときに腰を痛める |
◎ |
2 |
洗浄する際に中腰で作業を続けると腰に負担が掛かり、立ち上がったときに腰を痛める |
◎ |
3 |
体をほぐさず同じ姿勢で作業を続けると、動作のはずみで腰を痛める。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
腰への負担を軽減するために、洗浄用作業椅子を使用する |
※ |
2 |
同じ姿勢が続くときは定期的にストレッチを行う |
|
3 |
就業前のラジオ体操をしっかり行う |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
洗浄作業中に同じ姿勢が続くときは、作業椅子を使用し、また、定期的にストレッチを行おう |
指差し呼称 |
ストレッチよし!椅子よし! |
<作業椅子を使用した洗浄作業の様子>
2014年10月の品質保証部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、品質保証部では廃液容器の蓋の締め忘れを防止できるようにしました。
<改善前の状態&問題点>
検査用溶剤の廃液を、廃液容器に入れる際、蓋を容器上部に置いたまま閉め忘れることがありました。
<改善後の状態&効果>
廃液容器の蓋の内側にテフロンチューブを取り付けました。容器の上に置くことがなくなったので、置いたまま閉め忘れることはなくなりました。また、チューブに廃液が着くため液量の確認がしやすくなりました。
2014年10月の第2製造部(古川工場)の5S活動事例を紹介します。
今回、第2製造部では掃除機のコードの収納方法を改善しました。
<改善前の状態&問題点>
コードを掃除機本体に巻き付けてあったために、延長して使用する際や収納する際に不便であり、見た目も良くありませんでした。
<改善後の状態&効果>
掃除機本体に、市販の金具を取り付け、収納方法を改善しました。これによりコードの取扱いが容易になり、見た目もスッキリとして良くなりました。
2014年10月の総務部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。
以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。
テーマ
水源地点検のための作業
1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!
以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。
◎ |
1 |
水源地は山林地帯であるため石や倒木に躓いたり、木の枝に気づくのが遅れると顔面を直撃する。 |
◎ |
2 |
水源地は会社敷地から離れているため、作業者と連絡が取れない。 |
◎ |
3 |
上司に伝えず単独で入山すると事故発生時に対応が遅れる。 |
◎ |
4 |
水源地はクマやイノシシが出没する。 |
○ |
5 |
倒木を無理に移動しようとすると足腰を痛める。 |
◎:最重要危険ポイント/○:重要危険ポイント
3ラウンド:あなたならどうする?
上記の◎最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。
※ |
1 |
山林地帯へ入るときは草刈り作業に準じた服装と保護具を着用し、クマよけの鈴と携帯電話を持参する。 |
※ |
2 |
入山時は上司に伝えるとともに複数で行動する。 |
※:重点実施項目
4ラウンド:私たちはこうする!
上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。
チーム行動目標 |
水源地へ行くときは服装と保護具を相互で確認し、鈴とケータイを持参する。 |
指差し呼称 |
服装・保護具ヨシ! 鈴とケータイ ヨシ!! |