チェーンレンチを使用しての配管工事の危険を低減しました!by技術部


2013年9月の技術部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、潜在する危険源を洗い出し、重要な危険源に対して実行可能な対策を考え、実施することとしました。

テーマ

チェーンレンチを使用しての配管工事

チェーンレンチを使用しての配管工事

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?/2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 配管ネジを締め付け、又は取り外す際、チェーンの掛かり長さが悪いとチェーンレンチが外れ反動で転倒する。
2 配管ネジを締め付け、又は取り外す際、無理な体勢で行うと腰を痛める。
3 配管ネジを締め付け、又は取り外す際、チェーンの掛かり長さが悪いとチェーンレンチが外れ身体にあたり打撲する。
  4 チェーンレンチを落とし、足にあたり打撲する。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 チェーンレンチの刃がしっかりと掛かっているか確認する。
2 チェーンの掛かりの長さを適正に調節する。
3 力を込める際、一気には入れない。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 チェーンレンチを使用した配管作業はチェーンの掛かり長さを適正に調整し、刃がしっかりと掛かっているか確認してから力を込める。
指差し呼称 掛かりよし!!