KY事例:機械置場の階段を使用した荷物運搬作業 by開発部


2017年11月の開発部(古川工場)のKY活動事例を紹介します。

以下の作業をテーマとして取り上げ、KYT(危険予知訓練)を実施しました。

テーマ

機械置場の階段を使用した荷物運搬作業

1ラウンド:どんな危険が潜んでいるか?
2ラウンド:これが危険ポイントだ!

以下の危険が挙げられ、重要危険ポイントを設定しました。

1 足元を見ないと、踏板の踏み外し、つまづきにより、転んでけがをする。
2 大きな荷物の場合、足元が見えず、踏板の踏み外し、つまづきにより、転んでけがをする。
3 荷物をしっかり持たないと壁にぶつかり、体のバランスを崩し転んでけがをする。
4 手すりを持たないと、階段を踏み外したときに転んでけがをする。
5 荷物をしっかり持たないと、荷のバランスが崩れ、荷物が落下し、けがをする。

:最重要危険ポイント/:重要危険ポイント

3ラウンド:あなたならどうする?

上記の最重要危険ポイントに対して、以下の具体的対策案が提案されました。

1 階段を使用して荷物の運搬をする際は、足元の確認をし、手すりを持って昇降する。
2 両手がふさがった状態になる場合は、無理に荷物運搬をしない。

:重点実施項目

4ラウンド:私たちはこうする!

上記の対策案を実施するために、以下のチーム行動目標と指差し呼称を設定しました。

チーム行動目標 階段を使用した荷物運搬作業では、足元をしっかりと確認し、手すりを持って昇降する。
指差し呼称 「足元確認、手すり良し!」